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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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はじめての・・・

奴隷になってから、はじめてのお呼び出しです。
調教・・・。

重く響くその言葉。

変わってしまう、私。


姿勢の練習、命令のお道具、いつもよりセクシーめの下着・・・。
お澄まし顔で鞄の中に淫らなお道具を携帯している私は
変態・・・だと、行く道すがら実感していました。

緊張のピークは、待ち合わせ場所でご主人様の来訪をお待ちしていた時。
人の気配に、すごく敏感になりました。
息をするのも苦しい。
私は本当にここに来るべきか?
本当にここに来たかったのだろうか?
自問する。
そして、どうしようもない気持ちになる。
不安定。
不全感。
泣きたいような気持になる。
どうしょうもなく虐げられることを感覚的に理解していて、
それを未だ快感だと思えないとも知っていて、
それでも、ここにいてしまう。
そう。「ここにいてしまう」、
それだけが私にとっての真実で、
直感を反映した行動、
いまの私そのもの。


偶然か故意か、不意に身体に触れた人物が
ご主人様であることを知った時、
もといた場所には戻れないことを全身で感じる。
私はひとことも言葉を口にせず、黙ったまま、その背の後を追う。

なにひとつ上手に出来ない気がする。
言葉も、ふるまいも、しぐさも、喘ぎ声も、舌の動かし方でさえも。
ちゃんとご主人様の奴隷になれるだろうか。

前回の、「ご主人様のふつうのS/E/X」でさえも、
全然ふつうじゃなかったのに。私・・・。









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はじめての・・・(2)

部屋に入りました。
・・・。
ドアが閉まる時、
次にこのドアを開くときは、
まったく違う私になっていると思いながら。
空気はしんとしていて、
何か言葉を発することが罪になりそうな静けさ。

あらかじめ、作法として教わっていたように、
自ら、脱衣をします。
気持ちを落ち着かせながら、呼吸を整えながら、
アクセサリーを外して、
紺色のタイトスカートをおろして、
脚をあらわにし、
薄手のキャミソールも脱いで・・・。
照明は落とされることのないままに、
明るい部屋で、下着姿になっていきます。

白の下着をつけていました。
奴隷としての初夜に相応しく思ったので。
サイドがリボン結びになっている、
レースの細工も白で為されている、真っ白な下着。

次に、お道具を取り出し、並べます。
アイマスク、綿ロープ、ローション、ゴム、バイブレータ、ロータ。

ご主人様は、その様子をじっと見ています。
いえ、正確に言うと、じっと見ておられたように思います。
私は恥ずかしくて、ご主人様の様子を窺う余裕も無かったので・・・、
その眼を見る勇気も無く、自分の手元だけを見ていました。
準備が終わったころ、
ご主人様は「伏せ」と、ひとこと告げました。
それは、静まりかえった空間を裂くような、絶対的な命令でした。

こんなに、直接命令される言葉が、絶対的なものだとは思いませんでした。
従う以外にない、
本当に、絶対的な響き・・・。










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はじめての・・・(3)

伏せの姿勢を取ると、ご主人様は、だめだ、というふうに一息ついて、
そうじゃない、こう。と、姿勢を正されます。
様式美の重要性、
ご主人様の美意識、を、身体で感じます。
だんだん、自分の身体が自分だけのものではなくなっていって、
自分の命令ではなく、ご主人様の命令だけで動いていく不思議。

「ご挨拶。」

伏せの次のご命令は、奴隷としてのご挨拶を述べるように、
というものでした。
ご挨拶・・・。
ご主人様にお逢いするこの日のために、
あらかじめ自分で考えていた奴隷としての言葉。

緊張で、声が震えて、喉が絞られるようで、
発語しようと試みるけれども、
頭のなかはどんどん白くなり、
充分なご挨拶が出来ませんでした。
圧倒的な静けさ、
そう、何か言葉を発することが、罪になりそうで、
とりかえしのつかないことを言いそうで・・・。
すごく場違いなところにいて、たったひとりで、
私はなにをしようとしているんだろう。
ご挨拶・・・。
ご挨拶、奴隷としての。主へ捧げる言葉。
本当に、奴隷になれる?
なろうとしている。でも・・・。
緊張と混乱で、身体はどんどん強張っていきます。
そして、1秒1秒の時間の経過が、その空白があまりにも長く、
空白が何も解決してはくれないことを
誰よりも感じている。



ご命令を達せない奴隷には罰を。

ご主人様は、当然のように、奴隷のおしりを平手で打ちました。
言えないのか、と呟き、頬もまた、打ちました。

痛くて、じんじんして、恥ずかしい・・・。
もう私はここから動けないのではないかと思いました。
時間も、ぴたりとその動きを止めたように錯覚しました。

空白を切って、声を漏らします。
「(・・・・)」
そのご挨拶の言葉を告げると、
ご主人様から赦しをいただきました。
そして、両の掌で、智薫の髪を触ってくださいました。













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はじめての・・・(4)

ご主人様の足元にうずくまっていました。
次なるご命令で、私は口だけを使って、その靴下を脱がそうとしているところです。
なかなかうまくできずに、何度も繰り返しました。
微かにちくりと肌を刺激する布の感触。
その内にあるご主人様の体温。
唇で挟み込み、ゆっくりと布を引くようにしてずらします。
ようやく素足をあらわにできると、
その足は、私の頬をぐりぐりと捩り、それから、舐めるように促しました。

ひとの足を舐めるのは、初めての経験でした。
出来るかな・・・、
自分のなかの戸惑いに耳を澄まします。
おそるおそる・・、舌を伸ばして、
ゆっくりと、親指の裏に舌を這わせました。
ご主人様を、当惑の目で時折見上げながら・・・。
ご主人様は、智薫のくちの中で、その指を器用に動かし、
口腔を、舌を、足で犯しました。

アイマスクで、視界は突然奪われます。
ご命令・・・、
そのままの格好で、両脚を開く姿勢を取るようにと。
おずおずと、言われたとおりに従います。
視界は暗闇。
ご主人様の気配を探します。

一瞬、
光るフラッシュとシャッター音にぞくりとしました。

ご主人様は、はしたない奴隷の姿を写真に撮っておられるようでした。
恥ずかしくて、情けなく、無力な私・・・。
ご主人様の前では、どのような自由も奪われ、どんな些細な抵抗も意味を為さない・・・。

それから、暗闇の中、ロータが、そこにあてがわれるのを感じました。
スイッチが入れられ、一部が、熱をもっていきます。
気持ちよくなってはいけない、と思うほどに、
声はどうしても抑えられず、漏れてしまいます。
「ああっ・・・。」
勝手に感じるな、と叱られながら。













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はじめての・・・(5)

ぐちょぐちょになった下着も、遂に外すよう指示され、
裸の私はいやらしい姿をご主人様の高みから眺められてしまうのです。

よつばいで腰を高く上げる姿勢、
自ら、秘所が見えるように指で開く姿勢・・・。
智薫の弱い部分、恥ずかしい部分、いやらしい部分が、
ご主人様によく見えるように・・・。

つらくて、恥ずかしくて、ときに気持ちいいような・・・
すべてを委ねる快感?
まだ、快感とまでは感じられないけれど、
そうなりそうな予感をはらんだ感情・・・。

初めての感情、初めての服従。
智薫は、ご主人様の言うとおりにしか、動けないのです。

新品のバイブレータがおま/んこに沈められる。
私は、バイブレータを使用したのは全く初めてのことだったので、
それが気持ちいいのかどうかはよく分かりませんでした。
異物の挿入。
ヴーンと、低いモータ音と振動が身体に響きます。
その刺激は快感とは思えなかったものの、
ご主人様が智薫の身体を遣ってお道具で遊んでいる、ただその事実に興奮しました。

バイブレータを挿入されたまま、はいはいを命じられて、
私はご主人様のペットになった気分でした。

アイマスクを取って貰ってから、
ベッドでバイブレータを使ってオ/ナニーするよう命じられました。
恥ずかしいです。
自分でするところを見られるのも、感じている顔を見られるのも・・・。
おそるおそる、指を動かし、試みます。
ご主人様が望む様な、いやらしい、興奮するオ/ナニーが出来ないことを叱られました。
もっといやらしく、腰を動かして・・。
勝手にいくなよと制されながら、
ひりひりするほどの緊張感に肌はすごく過敏になっていきました。











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はじめての・・・(6)

風呂場に行く。できるか?

それの意味するところは、
ご主人様のおしっこを私が受け止めるということでした。
排泄に関する躾はすべて受け入れ難く感じていた私ですので、
実際、こうしてお逢いしてからも、
自分がそれを出来るかどうか、
自信がありませんでした。

拒否感、抵抗感、のくるところは、
普通ではない行為、
衛生的に考えられないこと、だと思います。
そんなこと・・・。
したいという気持ちも理解の外で・・・。
よろこんで受け止める性癖の方もいらっしゃることも驚きで。

でも・・・。
ある面で頑固な私は、
できません、なんて言えなくて・・・。
いま、この場において、ご主人様の希望に添いたいという気持ちが優先しました。
理解できない欲求に対しては、
まず、素直に出来る限りでそのままを受け入れてみようと・・・。

ご主人様に促され、おねだりをします。

「ご主人様のおしっこを、飲ませてください」と。

ご主人様は、軽く私の髪を掴みながら、
ご主人様の足元に低くかがんだ私に向かって、
ご主人様は勢いよくおしっこを放たれます。
独特としかいいようのない、
軽い酸と塩気の生温い淡黄色の液体が、口腔を満たします。
出来るだけ、飲み下そうとしますが、
咽喉が上を向いているため、嚥下が困難で、
あふれてしまうその液が、肌を伝って、
頬へ、胸へ、おなかへと流れていきます。
たくさんこぼしながらも、
初めてご主人様のそれをあじわった私のことを、
ご主人様は褒めてくださいました。











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はじめての・・・(7)

ご主人様の液体にまみれた私がシャワーで身体を流した後、
ご主人様はご奉仕を命じられました。
手をいっさい遣わずに、舌でご主人様を愛撫するよう。

耳の裏、耳朶、首筋、鎖骨、鎖骨の溝、乳首、指、
指と指のあいだ、掌、腕、肘・・・。
舌が這わないところがない位・・・。
背中、肩、おしり、アナル、会陰、陰のう、ペニス。
舌でつたったり、細かく上下左右に舌先を動かしてみたり。

どのようにすればご主人様が気持ちよく感じるか
見当もつかない、稚拙な動きで、ご主人様の身体を這いました。
ご主人様が、時折、息を漏らすのがとても嬉しかったのです。
その声をもう一度、もう一度、聞きたくて、唇は動きを止めませんでした。

ご主人様が何気なくくださったキスは、いやらしく、溶けそうで、あまいような感じがしました。
私がいままで知らないようなキス・・・。

それから、硬く大きくなったおち/んちんが、口のなかを犯します。
精一杯・・、奥まで受け入れようとしますが、
大きくて、顎も、舌も、すごく窮屈でつらい・・・。
歯の先端で、ご主人様を傷つけてしまわないか、とてもこわかったです。
フェ/ラチオ、それ自体は、私にとって好ましい行為でしたが、
喉の奥まで迎え入れたことはなく、また、その行為自体あまり経験がなかったので、
どのようにすれば、ご主人様が気持ちよくなれるか、すべてが手探りでした。

喉の奥まで突かれたのは初めてのことで、咽頭刺激で何度も吐気がきて、
胃液でむせそうになりました。
目の奥からは、涙がにじみ出てきました。

私の反応を見ながら、ご主人様は、
おしっこ飲んだのも、アナル舐めたのも、口をこんな風に犯されたのも初めての智薫は、
今日は初めてのことをたくさんしたね、というふうに仰り、微笑みました。
その言葉に私も微笑んでしまいました。
奴隷としてのはじめてのいろいろなことを
ご主人様に教えて戴けてうれしいですという気持ちで・・・。

手も遣って気持ちよくしてごらん、とご命令を戴いたので、
ローションも使って、とろとろにして、艶々のおち/んちんを、
唇と、舌と、手で、刺激します。
たくさん、気持ちよくなるように・・・。
しばらくして、どこでいってほしいかと訊かれ、
私の行為でいって下さること自体がとても嬉しく感じました。
「くちにください」と即答していました。
どんどん、ご主人様のおち/んちんは、硬度を増して、
こわいくらいに膨張していきます。
ときどき見上げると、切なげな眼とめがあって、
眼があう、ただそれだけで、
自分がどうしようもなく感じてしまっていることに気付きました。

ご主人様は、私の口の中にいってくださり、
大切にザーメンを飲み下しました。
ご主人様のザーメンは、すこし苦く、
・・・とってもおいしかったです。
智薫でいってくださって嬉しいです。

本日は、智薫を遣っていただいてありがとうございました。
はじめての逢瀬・・・調教・・・ありがとうございました。














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