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逢瀬日記

ご主人様との出会いから今迄。 後天性被虐趣味なわたしの手記。

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しづ子という女

鈴木しづ子さんという俳人がいらっしゃいます。

1919年の東京に生を受け、
24歳頃から俳句を始め、
29歳頃ご結婚、そののち離婚、
その後駐留米兵黒人と同棲、
その後には失踪、消息不明。

その生き様から「娼婦俳人」とさえ呼ばれたひと。

おそろしい位に世間体というものが在った時代に
自分のなかの女を認めたひと。

みずからの
生や性を削って
刻むように
生々しく描かれた一句一句は、
心を奪う。

みずみずしく、
つややかで、
しっとりとして、
さらさらと流れる。

はじめから仕舞いまで女。

哀しみがきらきらと
プリズムのように
光を集め
その美しさは
羨ましくもある。










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